
磨きは2種類御座いますがどちらも可能です。
- 部分的に入ってしまった傷を磨いて消す
- コーティング等を伴う全磨き
このページでは主に後者の説明をさせていただきます。
*ドアハンドル裏や軽度のスリ傷など部分的に入った傷は爪がかからない程度の深さ(表面のクリヤー層のみの傷)であれば磨きによって目立ちにくくする事(キズの度合いによっては完治)が可能です。
磨きとコーティング作業内容についてー
当店ではお客様のお車の保管環境・塗装の状態・お求めになる仕上がりなどにあわせたコーティング剤の選定、どこまで磨くかを決め、ご予算に合わせたプランでの施工をさせていただけます。
コーティング剤はプロ用の物(施工証明書付きの5年耐久や3年耐久の物)で親水性コーティング・撥水性コーティングは勿論、疎水タイプ、ガラス系コーティング・セラミックコーティングなどお客様のお求めになる艶・防汚性能に合わせたコーティングの施工が可能です。
G`zoxをはじめコスパに優れた比較的低価格で施工可能なコーティング等も承っております。
太陽光の下で確認できる洗車傷はもちろん水銀灯など傷がわかりやすい環境下でしか確認できないような微細な傷まで磨き消す事が可能です。

磨き機材―
比較的深めの傷に使用するシングルポリッシャーはもちろん濃色車の磨きでもバフ目(磨き傷)を入れず仕上げることが出来るダブルアクションポリッシャー(RUPES/ルペス)などを使用いたします。
特にダブルアクションポリッシャー(RUPES/ルペス)を使用することで、オーロラマークやバフ目をWAXや艶出し剤で誤魔化すことなく磨きのみで塗装本来の艶に、綺麗に仕上げる事が出来ます。



この他にもシングルタイプのポリッシャー2種や小型のダブルアクションポリッシャーを使用していますがいずれも高回転化や低重心化(安定化・作業効率アップ)などの改造・改良をし、なるべく早く綺麗を目指しています。
これらのポリッシャーと10種類前後のコンパウンド、スポンジやウールバフなどの数種類のパッドを組み合わせ、最善の磨き工程で施工させていただきます。
コンパウンド(研磨剤)―

コンパウンドは一般的に油性・水性タイプ・水性の三種類があります。
当店では水性タイプのコンパウンドと水性コンパウンドを作業内容によって使い分けています。
油性タイプはホームセンターなどで市販されているコンパウンドで研磨での傷消しと同時に油(WAX)で傷を埋め一時的に誤魔化す傾向があるので後々傷が表出します。こちらは当店での作業で使う事はありません。
水性タイプ(板金塗装等の磨きで一番使われているタイプ)はノンシリコン・ノンワックスを謳っていますがこちらも少なからず傷を埋めて結果的に誤魔化しになってしまう成分は入っていますので磨いた後、脱脂や洗車をしたり太陽熱にあたると傷が出てきてしまうリスクがあります。
また、拭き跡が残りやすかったり、コンパウンドのカスが残ると固着してしまいます。
水性コンパウンド(プラスティ製を使用)は水に垂らすとサッっと溶ける程の水溶性があり水性タイプとは違い誤魔化し成分や艶出しとなる成分が入っておらず完全な水性成分です。塗装本来の艶、傷の無い表面に仕上げる事が出来、油分などの残留成分が無いのでコーティングの下地にも最適です。
高品質な研磨剤で磨き傷が入りにくく水性タイプに比べクリアな仕上がりになります。コーティングの下地作り、高級車などシビアな仕上げには必須なコンパウンドです。(高級外車ディーラーの新車の仕上げにも使用されていますのはこちらの水性コンパウンドです)
鈑金塗装作業では、塗装後の磨きの肌調整(艶調整)では水性タイプを使う機会も多いですが、コーティングや磨きのみの作業の場合、当店では基本的に水性コンパウンドを使用しております。




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